★Vol.116(Ralus116.Zms) 「Touelitia」 「Touelitia(トゥーリティア)」です。 ちょっと時間が前後しますが、こっちは修羅場前に仕上げた作品です。 よくこんなの作れたなぁ…って自分でびっくりしました。 ちなみに、「トゥーリティア」とはシナリオ2に出てくる地方の一つで す。 この地はほとんどの区域が砂漠化した、まさに不毛の大地です。 雨も全く降らず、農作物が育ちません。故に、人間はこの地には住んで いません。 代わりに、闇の生物達がこの一帯を住処としています。しかし、食料事 情に乏しいため、彼等は互いに互いを殺しあうことで、辛うじて生命を繋 いでいます。それはまさに<魔物>のごとし、でした。 人間はこの地域に決して足を踏み入れることの無いように、国境に頑丈 な鉄の壁を建てて、<魔物>の侵攻を食い止めています。 しかし、主人公たちは今この地に足を踏み入れようとしています。 この地が不毛の大地と化したこと、闇の生物が魔物と化し、光の生物と 相争うことになったことには、一つの元凶があることが分かったのです。 その元凶がこの不毛の大地の奥にいる…。それを倒すため、彼らは行く のです。 強固な使命感によって、足を前に進めることは出来るのですが、彼らの 心からはどうしても「恐怖」の概念が拭いきれないのでした…。 こんなイメージを出そうと頑張ったつもりですが、いかがなものでしょ うか…? (EOF